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投稿者: Tomomi Fukaya



オアフ島のエフカイ・ビーチパークで開催中のWSL・CT最終戦/TC#3『Billabong Pipe Masters in Memory of Andy Irons』
ハワイ時間19日、いよいよファイナルデーを迎えます。

北東風のトレードの4-6ft(WSLオフィシャル発表)
前日とは若干ウネリの向きが変わり、北西系となったことで、時折パイプも出現。

とはいえほぼバックドアでの勝負となり、十分なスピッツが噴き出す、かなりいい感じのセットが入る時間帯があったほど。
朝からR3のチョイ残しだったH12からスタートとなり、ファイナルまでを滞りなく進行し。

長い長ーいCTツアーは、今年最後の幕を下ろしていきました。



ファイナリストとなったのは、ジャングル育ちでパワーサーフが持ち味のミシェル・ボゥレッツ(PYF)
そして都会育ちでまだ少年体系の面影を残す、頭脳明晰で冷静な五十嵐カノア(USA)

ある意味、正反対みたいな二人。カノア、やりました!


セミではケリー・スレーター(USA)を相手に最後に9.73ptというほぼパーフェクトなバックドアを抜け逆転。
その1本は、10点満点をつけるジャッジが3名も居たほど長く深いもので、この日のハイエストも獲得したのです。



しかし一体海で何が起きたというのか?大トリとなる決勝では、急に波がストップ。
THE忍耐といった展開で、カノアは終了5分前まで1本も波に乗ることはありませんでした。

一方のミシェルも、なかなか波に乗らない。
こちらはヒート開始から10分以上経過したところで、やっと小さめのバックドアを見つけるも、これまでの勢いは海岸へ到達するウネリごとどこかへ遠のいてしまったのです。

両者が全く波に乗らない時間だけが刻々と過ぎ、どうにかそれぞれが2本乗ったまで。
トータルスコアもミシェルが7.53pt、カノアが6.17ptという非常に低いものでミシェルのパイプマスターが確定していくことに。

ちなみにセミでミシェルがやっつけたのは、コロヘ・アンディーノ(USA)
そう、最後まで残っていた4名のうち3名がアメリカの選手だったのです。



しばらくビーチはブラジリアン旋風が吹き荒れていましたが、今回は随分と違った様相。
そしてコロヘもまたSICKなバックドアをメイクし、カノアと同スコアでハイエストとなる9.93ptを朝の時点で出していました。

その時、日本語放送では脇田貴之(JPN)と辻裕次郎(JPN)が、コロヘのコーチや何年か前に偶然空港で見かけたことをトピックにし
「コロヘのボードを預けるのまでやってあげていました。だからコロヘは試合にだけ集中できるんだろうね。」

彼のコーチは元CT選手のマイク・パーソンズ(USA)
頭がよく現在もコーチの他に、大波に挑んでいるBIGウェイバーでもあります。

その彼がコーチという名のもと、ツアーでは生活のケアまでしている。
これこそが、今の日本に最も必要なものなのでは。

チケットの手配から宿泊するところまで、ほとんどの日本選手は自分でやっていることでしょう。
それが知らない土地で英語が話せない場合、移動や食事も含め、彼らがやらなければいけないことは、ヒート以外で山積みになってしまう。



なので実際に経験を積んできた者が、次世代の為にその役目を担い、波を見る目やメンタルを鍛えてあげつつツアー中の生活もケアしていく。
それを実現させるのは、コーチという仕事で十分に食べていけるようなお給料を、スポンサーも考慮するべきかと。

経営が・・・という現実的な理由もあるかもしれないけれど、それをしない限り、いくら技量があったところで、なかなか世界に追いつけないという可能性が。
カノアはアメリカ人だけれども、血は100%日本人。

そして実際に世界の舞台で活躍し、もう少しでパイプマスターになるところだったのですよ!
コーチングの意味と役割は非常に大きなものだし、これまで世界を周ってきた選手の経験は、業界をあげて協力しもっと活用されるべきではと考えます。

さて、カノアがケリーをやぶって決勝まで残ったことにより、今年のトリプルクラウンはジョン・ジョン・フローレンス(HAW)が獲得。



2016年度のエディー→ワールドタイトル→トリプルクラウンの全てを総取りにしたのでした。

またカノアが助けることになったのは、ジョンだけではない。
チームメイトのイズキール・ラウ(HAW)のクオリファイを確定させ、それを実現する前には



「俺がやってやるから」と、男らしい言葉をジークにかけていたのだそう。

約束を守るのは、完全に日本人の血ですね!
アメリカで暮らしていると、自分から言ったのに急にドタキャンとなることは当たり前なくらいに起こるのだ。


表彰台にはアイアンズ・ファミリーが登場。
ミニ・アンディー化してきている、アクセル殿下6歳に聞いてみましょう。

好きなサーファーは?「おじさん(ブルースのこと)と、アンディ・アイアンズ!」
じゃぁ、誰がアウト?「ジョン・ジョン・フローレンス」

ダディーじゃないチャンプが多くの注目を浴び、ちょっと悔しいのかな?
既に子分も沢山引き連れ、ワンパクっぷりに磨きがかかってきているようです。

その仲間たちはステージへと上がる階段を陣取り、まずはTCで表彰されたジョンをハイファイブで迎えました。
しかし次に現れたカノアには無反応、それはミシェルにも同様でした。

ひょえー、ハワイアン以外には既に厳しい態度のグロムたち。
頼もしいというか、末恐ろしいといいますか・・・まっ、素直で子供らしいということでw


驚いたのは、ビーチを埋め尽くす大勢のギャラリーの中に、あのマイクDが!!
実は彼はマリブに住むサーファー、先日コレクションしている世界のお宝級のボードが、何本も家から盗まれるという事件が発生したばかりです。

犯人は捕まったのかなぁ?
どちらにしてもかなりのビースティー好きなので、突然の彼のインタビューに、とんでもなく興奮したのでした。


それでは最後に、優勝したミシェルのコメントをどうぞ。
「まだ信じられない、ここに居られるのがただハッピーなんだ。



去年は怪我をしてしまい、ここまで戻ってくるのにとても気をつかったし大変だった。
CTツアーから、ほぼ落ちちゃった感じだったからね。

ホームでは必死にワークし、いつだって前向きでいるよう努めたのさ。
今日勝てたのは、俺のサーフィング人生で最高の出来事だよ!」



カノアが2位で閉じた今年のCTツアー。
ケリーも今回3位になって確実にモチベーションが上がっていると公言しているし、もう来年のツアーが待ちきれませんね。

CT選手にとってこれから2か月ほどの休憩、なかには一度もサーフしないかも♪なんて発言しちゃう者も。
ツアーを周るのは、本当にタフで長い道のりのようです。

午後には堀口真平(JPN)も加わっていった日本語放送、めちゃくちゃ面白かったな。
近い将来、どの試合でも日本語放送があったらいいのに(願)

それでは、Happy Holidays☆

Billabong Pipe Masters Final Results:
1: Michel Bourez (PYF) 7.53
2: Kanoa Igarashi (USA) 6.17

Billabong Pipe Masters Semifinal Results:
SF 1: Michel Bourez (PYF) 15.37 def. Kolohe Andino (USA) 13.93
SF 2: Kanoa Igarashi (USA) 15.50 def. Kelly Slater (USA) 15.00

Billabong Pipe Masters Quarterfinal Results:
QF 1: Kolohe Andino (USA) 14.87 def. Jeremy Flores (FRA) 12.67
QF 2: Michel Bourez (PYF) 17.20 def. John John Florence (HAW) 14.00
QF 3: Kelly Slater (USA) 11.50 def. Josh Kerr (AUS) 10.24
QF 4: Kanoa Igarashi (USA) 18.03 def. Jordy Smith (ZAF) 15.74

Billabong Pipe Masters Round 5 Results:
Heat 1: Jeremy Flores (FRA) 15.17 def. Joel Parkinson (AUS) 4.53
Heat 2: Michel Bourez (PYF) 16.80 def. Filipe Toledo (BRA) 15.50
Heat 3: Kelly Slater (USA) 14.34 def. Ryan Callinan (AUS) 10.17
Heat 4: Jordy Smith (ZAF) 18.10 def. Nat Young (USA) 16.17

Billabong Pipe Masters Round 4 Results:
Heat 1: Kolohe Andino (USA) 13.66, Jeremy Flores (FRA) 10.16, Filipe Toledo (BRA) 5.00
Heat 2: John John Florence (HAW) 11.00, Michel Bourez (PYF) 9.17, Joel Parkinson (AUS) 8.83
Heat 3: Josh Kerr (AUS) 9.24, Ryan Callinan (AUS) 2.77, Nat Young (USA) 1.57
Heat 4: Kanoa Igarashi (USA) 12.00, Jordy Smith (ZAF) 11.34, Kelly Slater (USA) 2.24

Billabong Pipe Masters Round 3 Results:
Heat 12: Jordy Smith (ZAF) 15.34 def. Alex Ribeiro (BRA) 1.93

Top 5 on the WSL Jeep Leaderboard (after Billabong Pipe Masters):
1. John John Florence (HAW) 59,850 pts
2. Jordy Smith (ZAF) 46,400 pts
3. Gabriel Medina (BRA) 45,450 pts
4. Kolohe Andino (USA) 44,150 pts
5. Matt Wilkinson (AUS) 39,500 pts



| サーフニュース | 03:00 AM |






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