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投稿者: Tomomi Fukaya



オアフ島で開催中のWSL・CT最終戦/TC#3『Billabong Pipe Masters in Memory of Andy Irons』
R1を終えたまましばらく進行していませんでしたが、ハワイ時間の18日、ウェイティングピリオドがあと2日と迫ったところでR2から再開。

そのまま一気にR3もこなし、このラウンドの最後となるH12だけを残し、デュアルフォーマット効果で23ものヒートをたった一日で進行していきました。

会場となっているノースショアのエフカイ・ビーチパークでは、3-4ft(WSLオフィシャル発表)のとてもクリーンなコンディションで朝を迎え。



午前8時にスタートする頃には、オイリーともいえるツルッツルのAフレームがそこに。

しかしギリギリまで待った甲斐があったと思ったのは、朝だけ。
時間の経過とともに波数は減り、なかにはトータル10ptにも満たない数字でラウンドアップを果たす選手がいたほどでした。

それでも忘れた頃に時折、北東系ウネリを狙ったバックドアがパックリと口を開き、エクセレントを見学することもできました。
一日を通して風向きが変わることはあっても、それほど大きく影響することはない弱い風の一日となり。

パイプは極稀、バックドアは時々という舞台で、あらゆるドラマが展開。
今年最後のこのイベントで、コンペにおけるそれぞれのサーフィング人生の明暗があからさまになっていったのです。

波数が少なくたって、恐怖を感じない優しめのサイズだって、見所だらけのパイプマスターズ。
まずはトリプルクラウンの視線からみていきましょう。

この最終戦を残すだけの時点でトップに居るのが、フレデリコ・モライス(PRT)
ハレイワもサンセットも準優勝という快挙から、パイプの出場権を得。
18,100ptで続くジョン・ジョン・フローレンス(HAW)の12,300ptに大きく差をつけていました。

が、パイプではR3でセバスチャン・ズィッツ(HAW)の果敢なバックドア攻撃を前に敗退。



というわけで、ジョンが今回5位以上になると、2016年はエディー→ワールドタイトルを経たうえにトリプルクラウンの称号までをも獲得できる様相になってきています。
ちなみにフレデリコは負けてしまっても、終始笑顔。

クオリファイという大きな目標をこの長いハワイの滞在で確定させ、TCの活躍で彼の名前も赤丸急上昇。
あとはホームに戻って、家族と残りのホリデイシーズンを過ごすのが楽しみで仕方ないようでした。


またTC3位につけているジョーディー・スミス(ZAF)は、12,100ptとジョンに僅差で迫っている状況。
彼はR3でチョイ残しとされたH12にクレジット。
こちらもジョン同様、クラウンを得るには5位以上がマストとなっています。

4位の位置に潜んでいるのは、ケリー・スレーター(USA)で9,100ptを保持。
ビーチの群衆の注目を一気に集めるなか、キングはこの日最後のヒートに出場。

対戦相手だったのは、とても新人らしからぬ玄人好みの動きをしていた、コナー・コフィン(USA)
最後の最後に必要だったのは、9.14ptというとんでもない数字でした。

ケリーを相手にそれは厳しいか?と思われたそのとき。
コナーの元に美しいバックドアが!

きちんと抜けてきて、ヒート後まで待ってコールされたのは…9.07pt・・・
惜しい、惜しすぎる。ケリーがまんまとR4へと勝ち上がったのでした。

そして彼がTCを獲得するために必要な順位は、最低でも2位。



もちろんキングが狙っているのは、8度目のパイプマスターのみのはず。
負けのないR4では、既に五十嵐カノア(USA)がクレジットされており、R3H12でジョーディーが勝ち上がると、TCタイトルが賭かった直接対決を見られそうです。


そのカノアが、この日最初に出番となったR2。
先日もお伝えした通り、このラウンドで対戦相手となったキアヌ・アシン(HAW)をやっつけると、チームメイトのイズキール・ラウ(HAW)がQSからクオリファイするのを手助けことに。

一方でCTにおいて23位というボーダーラインに居るキアヌは、ここで負けたらCT落ちが確定という場面。
ヒート終盤、カノアの元に数少ないきちんとしたバックドアがやってきて、結果待ちのうえ逆転という結果になりました。

その時の気持ちを「エモーショナルなヒートだったな。
俺はあの波をつかみ・・・それが彼の眼の中にうつっていたこと・・・わかってたいたよ。

パーフェクトな波だった。乗り終えたとき、悲しい気分でもあったのさ。



ツアーではいっぱい助けてもらったし、沢山の時間を共に過ごしたんだ。


何かを尋ねるときはいつだって、ツアーで最も近い人物なのだから。
彼は俺にとって、助言者だったってことだよ。」

その様子は、もちろんジークも現場で見学。
カノアにキアヌにジーク、3人共がとても仲良しだけれど、これは勝負の世界。That's lifeなのです。

そんなキアヌはまだ23歳、
「ほかの誰でもなく、自分が悪いってこと。
残念がるのは簡単だけど、明るい面をみて続けていかなきゃ。

フランスのイベントで勝ったとき、優勝からたくさんのことを得られたよ。
来年はタフになるけれど、続けなきゃ!」

リクオリファイは叶わなかったけれど、今年CTで優勝という誰にでもできない経験をしたキアヌ。
再びQSにトライしそうな勢いが感じられますね。

キアヌ同様、CT落ちが確定となったのはカイ・オットン(AUS)
なんと10年もの間ツアーを周り、現在は37歳。

長かった選手生活の最後に、花道があるのかなぁ?と思いきや。



「これは強制的なリタイヤって感じ?
いや、俺はこれからも家の近所のイベントには出るつもりさ。

タジ・バロウとハングアウトしながらね。
とはいえQSツアーを追うことは、もうないな。」

あぁ、オッツもCTから居なくなっちゃう。
掘れたレフト波では、ビックリするほど急に強くなる選手でした。

リクオリファイを確定させていく者に、ツアーから去っていく者。
そんなシーンが続くのも、パイプマスターズのいつもの光景です。


この日はルーキー・オブtheイヤーも決定。
ライバルだったコナーが先述の通りケリーに負けたことで、カイオ・イベリ(BRA)は同じR3で敗退するも、その座を獲得という運びになりました。

またこの日のハイエストとなったのは、ジェレミー・フローレス(FRA)の深ーいバックドア。
その映像だけを見ると、こんな波きていたっけ!?とも思えるような、サイズもある素晴らしい1本をスパットアウト。



9.17ptがコールされたのです。


はたまた時間帯によっては、バレルが大分影を潜めたことで。
イタロ・フェレイラ(BRA)は突然、作戦変更にでてロデオにトライ。

最初の飛びは着地となりませんでしたが、2回目の挑戦で見事メイク。
飛びの1発で、8.77ptが示されました。

続きはR3H12から。
波予想では届いているウネリは下がる傾向ながら、バックドアはあるだろうという見込み。

スポンサーのおかげで、脇田貴之(JPN)・辻裕次郎(JPN)らの日本語放送も楽しめるパイプマスターズ。
現場や選手にとても密着した実況中継を日本語で見学できるなんて!

的確なコメントで、これまで彼らが何年もかけて体をはり培ってきた経験や知識を、惜しげもなくシェアしてくれているのです。
このサービスはありがたい限り。興味深いお話の連発を見逃さないように!!

http://www.worldsurfleague.com/?language=ja

経過は引き続き、追ってご報告させていただきます☆

Billabong Pipe Masters Round 2 Results:
Heat 1: Kolohe Andino 12.50 def. Gavin Beschen 3.60
Heat 2: Adriano de Souza 14.67 def. Bruce Irons 11.30
Heat 3: Joel Parkinson 11.74 def. Finn McGill 11.00
Heat 4: Sebastian Zietz 12.76 def. Frederico Morais 8.17
Heat 5: Bede Durbidge 8.29 def. Adrian Buchan 5.17
Heat 6: Ryan Callinan 12.16 def. Caio Ibelli 4.43
Heat 7: Josh Kerr 14.50 def. Adam Melling 7.00
Heat 8: Kai Otton 4.93 def. Stuart Kennedy 2.73
Heat 9: Conner Coffin 15.10 def. Jack Freestone 13.93
Heat 10: Wiggolly Dantas 5.93 def. Davey Cathels 5.90
Heat 11: Nat Young 11.27 def. Jadson Andre 6.00
Heat 12: Kanoa Igarashi 10.50 def. Keanu Asing 8.26


 
Billabong Pipe Masters Round 3 Results:
Heat 1: Jeremy Flores 13.84 def. Matt Wilkinson 7.43
Heat 2: Filipe Toledo 10.44 def. Wiggolly Dantas 4.13
Heat 3: Kolohe Andino 10.83 def. Kai Otton 10.07
Heat 4: Joel Parkinson 12.10 def. Miguel Pupo 8.74
Heat 5: Michel Bourez 12.16 def. Itala Ferreira 10.34
Heat 6: John John Florence 15.27 def. Bede Durbidge 9.94
Heat 7: Ryan Callinan 15.34 def. Gabriel Medina 11.43
Heat 8: Josh Kerr 7.33 def. Sebastian Zietz 2.94
Heat 9: Nat Young 8.00 def. Adriano de Souza 3.34
Heat 10: Kanoa Igarashi 7.50 def. Julian WIlson 3.60
Heat 11: Kelly Slater 15.27 def. Conner Coffin 15.20

Upcoming Billabong Pipe Masters Round 3 Match-Ups:
Heat 12: Jordy Smith (ZAF) vs. Alex Ribeiro (BRA)

Billabong Pipe Masters Round 4 Match-Ups:
Heat 1: Kolohe Andino (USA), Filipe Toledo (BRA), Jeremy Flores (FRA)
Heat 2: John John Florence (HAW), Michel Bourez (PYF), Joel Parkinson (AUS)
Heat 3: Ryan Callinan (AUS), Josh Kerr (AUS), Nat Young (USA)
Heat 4: Kanoa Igarashi (USA), Kelly Slater (USA), TBD





| サーフニュース | 02:38 AM |






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