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投稿者: 管理者

【「最近の台風はウネリが溜まらない」と古老は言う】


日本近海の水温が夏場高すぎる。

27℃を超えているため台風が発達したまま接近・上陸もありで、これまでの防災の経験が生かされない。


波はといえば…ある!

近海の海水温が高くどこでも台風が出来るトレンドで、2018年8月12日から16日の5日連続で15号…19号まで発生し、ハリケーンまで加えると8月17日には6個の熱帯性擾乱が存在した。

毎日何らかの波がある中での古老ローカルのお言葉「ウネリが溜まらない」とはどういう事か?

しっかり力の溜まったウネリが少ないという意味で的を射ている。

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| 波浪コラム | 05:00 AM |

投稿者: 管理者

【台風が出来やすい時出来にくい時の大気の構造】


海面水温が高いのに熱帯低気圧が台風になる場合とならない場合がある。

秘密は上層にある。


台風は下層(海面付近)では風を吸い込んで収束しているが台風の頭上、上層の部分では下層で吸い込んだ気塊を周りに吹き出す発散となっている。

熱低の上層では発散しやすい場になっているかが台風に昇格するポイント。


「200hpa速度ポテンシャル」を気象庁のHPで探す。


検索で出て来る筈(もしくはHP > 各種データ・資料 > 地球環境・気候 > 大気の循環・雪氷・海況 > 時間断面図)。


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| 波浪コラム | 05:00 AM |

投稿者: 管理者

【初の上陸逆走台風T1812】


1951年に観測が始まって日本に上陸した台風は197個(2018年8月7日現在)。

その中でも唯一東から西に動いた台風が2018年の台風12号。


7月25日、日本の南海上、北緯20度で台風が発生し一旦日本の南東海上へ北東進。

北緯30度を超える辺りから進路を西へ!

台風の進路を決めるのは周りの風向。

この時西日本海上には「寒冷渦」という渦があった。



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| 波浪コラム | 05:00 AM |

投稿者: 管理者

【猛暑、酷暑の原因】


陸地の面積が大きい北半球は圧倒的な夏の日射でまず大陸が暖められる。

特にチョモランマのあるチベット辺りは8千m級と標高が高く、考えようによっては上空に突き出した熱源とも言える。


熱源はその周りの気塊を暖めると暖気は軽いので上昇流となり、山肌付近は雲が湧いて低気圧となる…

山で天気が崩れ易い理由である。


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| 波浪コラム | 05:00 AM |

投稿者: 管理者

【朝一は面ツルと思い込んでいないか?】


太陽光エネルギーが届かない夜中は地面と海面で比べれば圧倒的に地面の方が冷えやすい性質。


冷えた空気は重いので、陸地(地面側)から低い方低い方へと気塊は流れてゆき海まで到達して海上に流れ出る。

この陸風が朝のオフショアで面ツルの理由。


日中は逆で海面より暖まり易い地面が日射で暑くなり、その上にある気塊は暖かく軽くなって上昇してゆくと、その不足分を補填するべく海から陸に風が吹く…

これがオンショア面ザワからの風波サイズアップの構造。


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| 波浪コラム | 05:00 AM |

投稿者: 管理者

【東日本は夏が早くやって来るトレンド、西日本は大雨】


7月20日前後の海の日が関東エリアの大体の梅雨明けの平年だが、2018年は観測史上最も早く6月29日!

これは平年より22日早い。


実は前年2017年も7月6日が梅雨明けで早かった。


日本列島をイメージすると、関東エリアは南東に突き出している弓なり列島の真ん中である。

つまり一番海に出っ張っている…これが理由。


記録的に早い梅雨明けは海面水温が全域で高い為。


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| 波浪コラム | 05:00 AM |

投稿者: 管理者

【天気図で低気圧を見つけたら、点か 線かそれが問題】


高気圧の中心に行けば行くほど風が弱くなる。

低気圧は風が集まって上昇する構造なので必然的に風が強く波の素となりうるが、その風の吹き方が問題。


点発生の低気圧の代表格が台風。

まさに点で大荒れして四方にウネリを伝搬させる波乗りのための低気圧。

天気図で低気圧を見つけた時に「前線のあるなし」で点か線かの区別はつく。


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| 波浪コラム | 05:00 AM |

投稿者: 管理者

【台風が梅雨前線に飲み込まれた・・・その時波は】


梅雨時の台風は所謂「前線ブロック」で、台風とポイントの間に梅雨前線が立ちはだかるとウネリが届きにくい。

そうこうしている内に台風が梅雨前線に接触、天気図上は梅雨前線の端が台風の目の中に進んで来る図になる。

構造上、前線が台風の目に到達した瞬間それは台風でなく温帯低気圧となる。


特に温帯低気圧になった元台風が温帯低気圧では小さく萎んでいるような場合はチャンス到来。

点集中の膨大な台風エネルギーが前線という線に広がる=台風の素となっている積乱雲がバラバラになって梅雨前線に配置されたことにより、波が続き易い。


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| 波浪コラム | 05:05 AM |

投稿者: 管理者

【南風によって湿った空気が下層からやって来て夏となる】


夏直前の日本の南海上には夏の高気圧が勢力を強めている。


高気圧は時計まわりに回転しながら風を吹き出しているので沖縄あたりから徐々に南風となり、高気圧の勢力と比例して風も強まる。

夏至(6月22日)の頃吹く強い南風(概ね5~10m/s)を沖縄では「夏至南風」(カーチーベー)と呼ぶ。


この風が吹くといよいよ梅雨明け。

カーチーベーは湿度も気温も高いので梅雨前線の北側にある冷涼な空気とは完全に異質。


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| 波浪コラム | 05:00 AM |

投稿者: 管理者

【波が当てにくい梅雨時こそ予報信頼度を活用】


夏と春の境目に前線が出来る。それが梅雨前線。

石垣島では「ユドゥン」つまり「淀む」という言い方もする。


地球の構造上、太陽の当たる所と当たり難い所があり温度差が出来る。

温度差を解消するために空気が動く…これが風。


赤道と北極の間の高度1万m付近には空気をかき混ぜ解消するための風、「偏西風」という地球を横に一周する西風が吹く。

陸と海の温度差も加わって特に強く吹いているのは日本付近で「ジェット気流」とも呼ぶ。


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